「家は直しながら長く住む」理念に基づき、目的に沿った外壁工事をご提案
株式会社セイフティーリノベーション
神奈川県川崎市高津区下作延の株式会社セイフティーリノベーションは、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)などの外壁工事や屋根工事の住宅外装工事を行う住宅工事店です。「家は直しながら住むもの」という考えを軸に、地域密着で仕事をしてきた頼もしい会社で、柔軟な対応が求められるリフォーム工事を得意としています。
工事店の想い
PERSON
職人への憧れを抱いた子ども時代。色々な仕事を経験し、一生続けたいと思ったのが建設業
株式会社セイフティーリノベーション(以下、セイフティーリノベーション)は神奈川県川崎市高津区下作延にある金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)などの外壁工事や屋根工事を行う住宅工事店です。代表取締役の佐々木勝吾さん(以下、佐々木さん)が子どもの頃からものづくりが好きで、仕事をするなら建築だと思い続けて開業に至りました。仕事に対する想いやこれからの展望についてお話を伺いました。
「親戚や父の知り合いに建築事務所をやっている人や工務店さんが多かったですね。その影響もあったのかな。リフォームのテレビ番組をすごく楽しんでいて、宮大工さんや建築士さんに憧れを抱いてね。職人さんて恰好いいなあと思っていました」
佐々木さんは中学生の頃から知り合いの工務店さんに手伝いに行っていました。当時の親方の年齢は60代、施工に必要なあらゆる資格を持っていて、現場で絶対的な存在感を放っていたそう。佐々木さんがこの仕事に就いたきっかけは、その会社での経験が大きいと当時を振り返ります。
「親方はとにかく何でもできる人でした。会社のために全部自分が責任を負うという姿にすごく感銘を受けたんです。子どもだったので仕事は手伝い程度でやれることが限られていたんですが、教わるとできるようになる、そうなるともっともっとできることを増やしたい、そんな風に考えたのを覚えています。仕事ができるようになると嬉しいじゃないですか。その気持ちが好奇心や向上心へ繋がったんじゃないかと思います」
高校卒業後は色々な仕事を経験しましたが、これで食べていこうと強い決意が持てたのは住宅工事の仕事だったといいます。まずは友人の営む屋根工事店で技術と知識を身に付け、2009年に株式会社セイフティーリノベーションを設立しました。起業をしたのは自分の想いを反映させた仕事がしたかったから。開業後すぐにホームページをつくり、そこからお客さまが建材を選択できる仕組みを考えました。
「当時はホームページで集客する考えが建設業では一般的ではなくて大変でした。同業者から『仕事が成り立たない』と助言をもらうこともありましたしね。それでも、元請け会社が決めた建材を使うべきとか、価格が不透明だとか、そんな当時の慣習をナシで仕事がしたかったんです。私が買い付けた色々な商品をお客さまに知ってもらい、その上で施工ができればと考えました。今はリフォームするだけではなく、結露や直らない雨漏り等の生活環境の改善に関する取り組みもできるようになってきましたね」
今後は、お客さまがスムーズに住宅リフォームの工事店を選び、気持ちよく施工を受けられるような仕組みづくりに携わりたいといいます。昨今の佐々木さんはSNSと住宅工事店、そしてお客さま、それらの関係性に一石を投じたいと考えているからです。
「SNSではきれいな写真ときれいな文言が武器で、それがクリアできれば経験が浅く実績のない工事店でもそれなりに仕事ができるように見えます。SNSを使うのがうまい人が仕事を獲得する図式が出来上がっている現状があります。そのためか、同じメーカーの建材を使っていても納めが悪かったり数年で割れてしまったりという話をよく耳にします。工事後にお客さまが『失敗した』と思わない、技術力のある工事店に仕事がくるような仕組みがつくれたらいいですね」
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WORK
何でも調べられる便利な時代。プロとして現場に基づいた知識を携え、お客さまに説明を
神奈川県川崎市高津区下作延のセイフティーリノベーションは、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)などの外壁工事や屋根工事といった外装工事をメインに手掛ける工事店です。戸建て住宅から店舗や社屋、幅広い建物と建材に対応しています。金属加工の機械を自社で保有しているため、外装に必要な大きな板金の加工ができるのも強み。意匠性の高い外装にも対応できる体制で、外装リフォームから修理まで多岐にわたる工事が可能です。
佐々木さんが施工で気を付けているのは建材の組み合わせです。昨今はインターネットで一般のお客さまが世界中の建材を知ることができる時代です。そのため、施工の際にお客さまが自ら調べた建材をリクエストされる機会が増え、工事店側は豊富な知識と経験が求められます。建材にはそれぞれ性能があり、組み合わせによっては長所を生かせなくなる場合があるため施工の際は注意が必要です。
「お客さまの選択した建材と私たちが選択した建材、掛け合わせた時にパフォーマンスをフルに発揮できない状態になる可能性も見極めなければいけません。施工後に家の中が暑くなってしまった、結露が酷くなった、その結果再び工事が必要でトータルコストがかさむと大変なので、一度の工事で安全プラス暮らしやすさを感じてもらえる施工とサービスができるよう努めています。必要のない工事はお伝えして、工事後にどれくらいのパフォーマンスになるかを1年点検時にヒアリングして確認しています」
セイフティーリノベーションでは、多種多様な外壁材の工事に対応しています。多いのはモルタル(※1)とサイディング(※2)、その他タイルや木材等もあるそうです。外壁のリフォームは、まず塗装でのメンテナンスを考えますが、大切なのは「その家にあと何年住むのか」というライフプランだと佐々木さんは言います。
「新築時から10年経った家とご実家の相続はせずあと10年だけ住みたい家、または相続をして子育てもその家で等、様々なケースがあるんです。それらに見合った耐久性と費用対効果を考えて施工を提案しています。例えば、木材を使った外壁なら部分交換や防腐処理をして対応し、モルタルならクラック(※3)の補修は隙間を埋めるシール材を入れてから塗装をしたり、外壁材に合わせたメンテナンスを考えます」
また、雨漏り修理に関しても頼もしい話題が出ました。セイフティーリノベーションの職人は皆、雨漏り修理を得意としており、雨漏りの原因解明もスムーズです。例えばベランダの雨漏りは掃き出し窓と呼ばれる底辺が床まである部屋からベランダに出る大きな窓の下の部分や笠木(※4)の下の吹込み部分の劣化、もしくはエアコン工事の際に外壁に開けたビス穴が原因になっているのをよく目にするといいます。
「エアコンカバー設置のためのビス穴が雨漏りの原因になっていることも多いですね。そういう時はよく見るとビスが斜めになっていて、穴に隙間ができてそこから強い雨が入り込んでいるという感じです。ベランダの掃き出し部分の劣化による雨漏りなら、シール材を打って修理する、導水をやり直してみる、状況によってはベランダに屋根を作ってみるといった対応をしてます」
神奈川県川崎市の外壁工事の特性について尋ねました。川崎市は都心部へのアクセスが良く、大変便利な町です。また、程よく自然もありとても暮らしやすく、外壁工事に関する特性は特に見当たらないと佐々木さんはいいます。
「この地域ならではの外壁工事の工夫はあまりないかなと思います。極端な気候でもないですし、通年で住宅工事ができるのが良いところですね。工業地帯があって産業道路が通っているので、一部の地域では道路に近いところに建っている建物はもしかしたら汚れやすいかもしれませんが特別な手立てを必要とするほどではありません」
※1 モルタル・・・セメントに砂と水を混ぜて練りあわせたもの。樹脂を混ぜて防水性を高めたものもある。漆喰よりも強度がある
※2 サイディング・・・セメント製や金属製の外壁材
※3 クラック・・・ひび割れ
※4 笠木・・・塀、手摺、腰壁、パラペットなどの頂部に施工する仕上げ材
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MESSAGE
丁寧にご要望を聞きとり、工事の目的を明確にして、失敗のない外壁リフォームを
セイフティーリノベーションでは、アフターフォローも手厚い体制を敷いています。1年、3年、5年の点検があり、1年点検の際は施工後の様子についてアンケート調査も行い、お客さまから率直な意見をもらっているそう。
「有難いことにアフター点検の際に『工事をしなければ良かった』等のお声をいただいたことはありません。セイフティーリノベーションでは事前ヒアリングを大切にしているので、工事のご要望を明確にしてからの施工だからかもしれませんね。耐震工事、結露、夏の室内の暑さ等、改善したいことがあればどんどん相談してくださればと思います。点検の他には保証書の発行もありますので詳細は打ち合わせの際にご確認ください」
最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや外壁の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォームや外壁修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「セイフティーリノベーションの理念は、建物を次世代へバトンタッチして長く使えるようにすることなんです。住宅は30年周期で建て替えるのが繰り返されていると思うんですが、古くなったからといって壊すのではなく、直しながら大事に使える家にしたいですね。そのためには、お客さまのご要望をしっかりヒアリングして、施工に反映させていきます。そうすることで家が地域に根付いて町ぐるみのお付き合いが生まれ、町の活性化に繋がるのではないかと僕は思っています。地域に寄り添った施工をしている、これが何よりの私たちの強みです。お問い合わせ、お待ちしております」
セイフティーリノベーションは、美観のためだけのリフォームではなく住環境の改善を目指した施工を重視しています。住まいの悩みは多種多様で施工には柔軟な対応が求められますが、どんなことにもしっかり向き合ってくれる会社だと、そう感じた取材でした。
(2023年11月取材)
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取材後記
株式会社セイフティーリノベーション
スタッフとは絶妙な距離感で
「難しい顔をして、言いたいことをお互い言えない関係性はつまらない」と佐々木さんは言っていました。仕事とプライベートはきっちり分けて、職場の人間関係はドライに……近年はそんな働き方がスタンダードになりつつありますね。でも、日々体を使いキケンと隣り合わせである住宅工事では、スタッフ同士の意思疎通が何より大切で、そのためには普段のコミュニケーションが欠かせないのではないかと思います。佐々木さんはスタッフと「比較的近い距離感」で接し、ほどよい関係を築いているそう。
材料は、なければ作る!
自社で板金加工機を持ち、あらゆる部品を加工するのは、セイフティーリノベーションの「家を直しながら長く住む」という理念ととても合っていると感じました。家の劣化は立地や使い方でかなり差があって、こんな工事がしたいという方向性も人によって違いますよね。四角四面に考える工事店さんだと、安心して相談できません。でも佐々木さんのような社長さんがいる会社なら遠慮せず話ができると思いました。
外壁修理・外壁リフォーム事例(株式会社セイフティーリノベーション)1件

外壁塗装(取替)
A.G様 (神奈川県横浜市緑区)
更新日 2024.01.12
before
after
- 建物種別
- 一戸建て
- 価格
- 300〜325万円
- 施工期間
- 20〜25日
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工事店プロフィール(株式会社セイフティーリノベーション)
| 一番の強み |
会社全体で建物の構造に対する知識とお客さま対応のマナーを身に着け、一人ひとりが会社の看板を背負っているところ |
| 会社名 |
株式会社セイフティーリノベーション |
| 対応工事 |
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
|
| 従業員数 |
社員:7名 |
| 建設業許可 |
屋根工事業(神奈川県知事許可(般―1)第86902号) |
| 保有資格者 |
一級建築板金技能士:1名
二級建築板金技能士:1名
外壁診断士:1名
外壁アドバイザー:1名
研削砥石の取替え等の業務に係る特別教育:2名
職長安全衛生責任者:2名
石綿取扱作業従事者:2名 |
| 特徴 |
リフォーム業
外壁塗装工事業
外壁工事業
屋根塗装工事業
樋塗装工事業 |
| 対応エリア |
関東地方
|
| アフターフォロー体制 |
東京上海日動火災保険株式会社の超ビジネス保険に加入済です。
施工後1年、3年、5年のタイミングでご連絡差し上げます。 |
| 代表者 |
佐々木 勝吾 |
| 代表者経歴 |
株式会社セイフティーリノベーション 代表取締役
全日本災害住宅レジリエンス協会 所属
塗魂ペインターズ 所属
2007年4月:独立開業
2009年3月:株式会社セイフティーリノベーション 設立 代表取締役 就任 |
| 所在地 |
〒213-0033
神奈川県川崎市高津区下作延3-1-8フォーレスト梶ヶ谷1F
大きな地図で見る
|
| 営業時間 |
9:00~18:00 |
| 定休日 |
年末年始休業 |
屋根工事の依頼も可能です。株式会社セイフティーリノベーションの「やねいろは」掲載記事はこちら