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お客さま満足が最大の目的。見えないところに手を掛け、雨漏りしない外壁に

株式会社永徳

神奈川県

神奈川県板金工業組合

ドローン点検

株式会社永徳

株式会社永徳

神奈川県横浜市港北区新羽町の株式会社永徳は、主に金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)と金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)を扱う、自社板金加工が可能な工事店です。「温故知新」の考えを大事にする代表が、お客さま一人ひとりのご要望に合わせて丁寧に施工しています。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 生意気だった10代の時、旅を通して変わった価値観。「人との縁」に支えられて今日がある

株式会社永徳

神奈川県横浜市港北区新羽町の株式会社永徳(以下、永徳)は、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)や金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の施工を中心に、カバー工法(※1)などの外壁リフォームを行っています。塗装や防水工事も協力業者の窓口として相談可能です。代表取締役の永徳太さん(以下、永徳さん)に話を伺いました。

「小さい頃は野球が大好きで、高校野球で活躍する選手になるのが夢でした。でも高校1年生の時にケガで挫折してしまって…目標を失い、全てに対して意欲が湧かなくなってしまったんです。何とか現状を打破したくて、10代のうちに九州各地を回る旅に出ました。観光ではなくその場所の生活に入っていくというか、地域の人と交流したり文化を知ったりするのが好きでしたね。行く先々で色んな先輩たちに叱られましたよ。でもちゃんと怒ってくれる人に出会えてありがたかった。他人からしか学べないことってあると思うので、すごく感謝しています。旅を通して少しずつ考え方や価値観が変わっていきました」

出身地の宮崎から現在板金業を営んでいる神奈川県に来たのも、旅先で出会った人がきっかけでした。紹介で屋根屋さんにアルバイトとして雇ってもらい、始めは瓦下ろしなど主に体力仕事を手伝っていましたが、先輩たちの働きぶりを見ているうちに自然と職人としての技術を身に着けたいと感じ、修業を開始したそうです。

「板金の仕事は手先も使うし頭も使う、もちろん体も使うから、目標を失くして無気力だった頃を考えれば僕にとってはすべてが新鮮で楽しかった。修業は大変なこともあったけど、辛いよりも楽しいが勝ってたんですよね。その後さらにチャレンジしたいと思うようになって独立したんですが、そこで思いもよらない壁にぶつかりました」

それまで一つの会社での経験しかなかったため、独立して他社の職人さんの仕事を目の当たりにすると、永徳さんは自分の実力不足、至らなさを痛感したんだとか。

「高い技術でより繊細な金属加工を行う職人さんの元に、『もう一度勉強させてください』とお願いして通い始めました。加工の難しさも楽しさもそこで教えてもらいましたね。その後も加工に必要な機械を安く貸してもらったり資材置き場を間借りさせてもらったり、色んな人にお世話になってここまでやって来られた。本当に人との縁に恵まれたと思います」

今後の永徳さんの思い描く板金業の未来について、具体的な展望を聞かせてくれました。

「今後はお客さまに、もっと身近な形でやっていきたいんです。そのために今、工房を計画しているんですよ。実際に板金を加工する現場を見てもらったり体験してもらったり、自分の依頼した家がどうやって作られていくのか、お客さまが感じられる場所にしたい。直接お客さまの喜ぶ顔が見たいんですよね。それと、僕は古民家が好きで『古いものの良さを残したまま新しく作り替えていく』というのが目指している理想の形の一つなので、それを実現するために自分の技術を存分に活かしていけたらと思っています」


※1 カバー工法・・・金属屋根・外壁の重ね張りをするリフォーム方法

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WORK 住宅の現状やお客さまの要望など状況に合わせ、自分の引き出しから最適解を探して提案

株式会社永徳

神奈川県横浜市港北区新羽町の永徳は、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)や金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の施工をメインに手掛ける工事店です。雨樋(あまどい)の部分的な修理から全面交換、外壁のカバー工法(※1)など外壁リフォーム全般に対応し、また家それぞれに合わせた役物の加工も得意としています。

「先日は、クリーニング店から外壁修理の相談があり調査に伺いました。壁は経年劣化によるひび割れだらけで大部分が下地から剥離して落ちてしまっていたので、モルタルはすべて剥がして金属系サイディングに張り替える工事を行いました。外壁材を剥がした時の状態によってどんな施工をするかは変わるんですが、下地が悪くなっていれば補強で材木の下地を組んでから防水シートを貼り、金属の外壁を支えるための胴縁(※3)を取り付けて、その後に仕上げの外装材です。金属系外壁は実は外壁材の中で一番軽いので建物の負担が減るんですよ。予算や現状にもよりますが、お勧めですね」

外壁の雨漏りは、サッシ周りが原因の場合が多いと永徳さんは言います。また、屋根と壁の境目や水切り(※5)、窓周りの防水テープ等の劣化は外壁内部への浸水に繋がるため、現地調査で念入りに確認しているとのこと。また、モルタル壁や金属系サイディングなどの雨漏りは、外壁材の違い、それから劣化の程度によって施工内容を変える必要があります。永徳さんはシーリング(※6)の打ち直しや防水テープの交換、役物(※7)の調整や適したサイズで作り替えた水切りの設置など、状況に応じ提案しているそうです。
「金属は見えないところが勝負。見えないところでの捨て板や影の役物をうまく施工して、表からの水はすべて裏で守ります。役物をしっかりと施工すれば、かなり雨漏りしにくくなると思いますよ」

神奈川県の外壁工事の特性について尋ねました。神奈川県は、同じ県内でも地域により気候に違いがあり、それぞれに合わせた施工が必要になるとのこと。山沿いでは、雪対策として必ず雪止めの設置を勧めています。降雪はそれほどない地域でも全く降らないとも言えないため、念のため設置した方が安心だとお客さまに伝えるそうです。また海沿いでは潮風の影響を鑑みて、塩害に強い材質を提案しています。

外壁材以外にも役物や下地材、見えない部分の副材など、それぞれ品質も値段も多様な中から、永徳さんは地域特性や予算、お客さまの要望に応じて数パターンの見積りを作成します。「地域によって施工の特色が違うから、他地域で仕事をしている同業他社の職人さんとも積極的に情報交換して、良いと思えば新しい建材も取り入れている」と材料選びについて教えてくれました。

「仕事をする上での最大の正義は施工を誠実に行うこと。手掛けた工事については自分自身が一番よくわかるので、自分が納得いく施工をするよう、一つひとつが集大成だと思って施工するように毎回心掛けています。それと同時に気を付けているのは、自分のポリシーを押し付け過ぎないことですね。打ち合わせ段階で予算も含めてお客さまの要望を徹底的にヒアリングし、カタログなどの写真でイメージを共有します。施工では僕の持つ技術を駆使して、お客さまの望むものを完成度高く提供していきたいです」



※2 胴縁・・・壁の板張りやボード張りなどを受けるための下地部材
※3 水切り・・・水が一部分に溜まらないようにするための金属板
※4 シーリング・・・継ぎ目の隙間を埋める目地材
※5 役物・・・窓廻りや、外壁の角、外壁材同士のつなぎ目などに使用される特殊な形状の部材

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MESSAGE これまでトラブルになったことがない事実が、誠実な施工をしてきた何よりの証

株式会社永徳

「実際の施工ってお客さまからはなかなか見えにくいと思うんですよ。だから現場に入る時・出る時の連絡はもちろん、作業内容を一つひとつお客さまに報告しています。一つの現場につき100枚以上写真を撮るんですが、それも何となく撮るんじゃなくて、工程ごとに色々な角度にしたり、ズームにしたり全体像にしたり、少しでもわかりやすくなるような工夫をしていますね」

永徳では、完工後も何か気になるところがあればすぐに様子を見に駆けつけてくれるとのこと。でも、永徳さんはこれまで約20年間この仕事をしてきて、「(施工箇所を)やり直して欲しい」と連絡を受けたことは一度もないそう。
「数年後に点検して欲しいと連絡があって伺ったりはしますが、手直しやトラブルになったことはないですね。一つひとつに誠実に取り組んできたからこそだと思っています。特に問題がなければ施工後の訪問を望まないお客さまもいるので、施工中にコミュニケーションを取って、点検を希望するか意思確認しています」

最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや金属系外壁の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォームや外壁修理を検討しているお客さまにメッセージです。

「お客さまの想いを形にする、その再現性の高さ、作り上げる技術力がうちのアピールポイントです。最大の目的はお客さまに満足してもらうこと。そのために全力でお手伝いさせていただけたら嬉しいですね。様々な要望に応えるためにも知識や技術の向上は欠かせないので、今も積極的に技能コンクールに参加しているんです。仕事の合間に自分を磨いて、施工のクオリティに繋げていきたいと思っています。ご依頼、お待ちしています」

10代の頃の旅の経験、人との縁、板金への向き合い方、そして今後の展望について、たくさん話を聞かせてくれた永徳さん。「新しいことをやりたい」という好奇心やチャレンジ精神を原動力として、常にポジティブな気持ちで前へ進もうとする永徳さんの姿勢がひしひしと伝わってきました。




(2022年11月取材)

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取材後記

株式会社永徳

「縁」と共に歩んできた道の先に

永徳さんは、これまで営業をしなくても仕事が途切れたことがないそう。それは今までお世話になってきた人との繋がりがあったおかげだと言います。これまで助けてくれた人のエピソードを話す永徳さんの表情は、キラキラしていてとても楽しそうでした。そんな出会いや縁があったからこそ今の永徳さんがいて、そしてこれから工房という温かい場所を作りたいと思っているのだとよくわかりました。

柔軟な発想で業界の未来を考える

取材では「何事も楽しく、でも全力で」と話していた永徳さん。若手を育てるには?という話題でも、「チャレンジ精神のある人と一緒に楽しく学びたい。そしたらお互いハッピーな関係だから大歓迎」という一言がありました。働き方一つ取っても、「就業時間など様々な職人がいてもいい」と柔軟な考えがあるようです。何かに縛られることなく自由な発想で未来を描く永徳さんの姿に、こちらまでとてもワクワクしました。

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工事店プロフィール 工事店プロフィール(株式会社永徳)

一番の強み お客さまの想いを形にするため、新しい知識を積極的に取り入れ、日々技術を磨き挑戦し続けることで、幅広い提案ができるようにしているところ
会社名 株式会社永徳
対応工事
外壁塗装
外壁張り替え(カバー)
外壁修理
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
従業員数 社員:2名
保有資格者 一級建築板金技能士:1名
高所作業車運転者:1名
職長安全衛生責任者:1名
石綿取扱作業従事者:1名
玉掛作業者:1名
職業訓練指導員:1名
建築板金基幹技能者:1名
特徴 リフォーム業
外壁工事業
左官工事業
対応エリア

関東地方

アフターフォロー体制 ご要望に応じて点検にお伺いします。
その他、気になることがあればお気軽にご連絡ください。
代表者 永徳 太
代表者経歴 株式会社永徳 代表取締役
神奈川県相模中央建設労働組合連合会 所属
2001年10月:神奈川県内の板金工事店 入社
2007年8月:神奈川県内の板金工事店 退社
2007年9月:永徳総建 創業 代表就任
2021年12月:株式会社永徳 設立 代表取締役就任
所在地 〒223-0057
神奈川県横浜市港北区新羽町1161(新羽町16、亀の甲橋交差点付近) 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 9:00~18:00
定休日 日曜日、祝日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)
備考 2019年10月:神奈川県技能士会連合会第51回技能コンクール 建築板金職種 金賞受賞
2022年3月:第44回全国建築板金競技大会 建築技術の部(NYAC) 準優勝
屋根工事の依頼も可能です。株式会社永徳の「やねいろは」掲載記事はこちら