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細やかな打ち合わせと多彩なシミュレーション画像を使い、納得の外壁塗装へ
株式会社ワンズライン
千葉県
株式会社ワンズライン
千葉市中央区浜野町のワンズラインは、外壁塗装や屋根塗装、その他住宅の内外装塗装全般を行う塗装工事店です。外壁塗り替えにお客さまが後悔を残さないよう、カラーシミュレーションを用いて細やかな打ち合わせを行い、ご要望に最大限応えられるよう努力しています。
工事店の想い
PERSON 大学進学を諦めて建設業の道へ。サッカーで鍛え抜いた体のおかげでこの仕事が続けられた
ワンズライン代表取締役の仲田竜太郎さん（以下、仲田さん）は、幼少期から高校までサッカーに打ち込んだスポーツ少年でした。大学へもサッカー推薦で進みたいと考えていましたが、家族と将来について話し合い、サッカーで大学へ行くのは断念したそうです。
「進路を決める時、父とじっくり話し合って、最終的に言われたのが『サッカーで大学へ行って将来どうするんだ？』ということでした。大学はサッカーで有名な大学というわけではなかったので、スポーツ推薦とはいえ学費がそれなりにかかります。自分としてはとても残念だったんですが、将来のことを考えて就職する方を選んだんです」
こうして仲田さんは、知人の紹介で設備会社に入社しました。大規模マンションの配管工事を担当する会社で、初めて経験した建設現場だったそうです。
「マンション全体の給排水管を設置する仕事を３、４年やりました。消火栓から生活用水の管まで、あらゆる配管を取り付けましたね。更地の状態から各種配管の設置が始まって、各部屋が出来上がってからの最後の１、２ヶ月は室内の水回り設備を取り付けるんです。過酷な仕事でしたが、配管から部屋の設備まですべて施工したので、建物構造の勉強になりました」
建設業は過酷な仕事です。仲田さんはサッカーで鍛えた体を活かして５年ほどその会社で働きました。その間、会社として多忙な時期には仲田さんの友人を会社に誘いましたが、重たい荷物を運んだり、１日中ひたすら設備を取り付ける厳しい仕事に音を上げて辞めていく人が多かったといいます。その会社で、仲田さんは職人の仕事の過酷さを痛感しました。そのため、ワンズラインでは職人皆の働きを尊重した仕事ができるよう、体制をつくってきたそうです。
リフォーム会社の現場管理業や塗装会社の営業など、務められていた仲田さんですが、やがて知人からヘッドハンティングをされて、ある設計会社の塗装部門を任されました。若い社員と共に業績を上げた結果、部門ごと別会社として離れることになったのです。
「元々、別の職人さんのために立ち上げた塗装部門だったそうなんです。でもなかなかうまくいかなかったらしくて、僕にやってみないかと話が回ってきました。順調に売り上げを伸ばしたところ、独立したらどうかと勧められて、自分で会社設立をすることになったんです」
会社を設立した当初は苦労が絶えなかったそう。一緒にやっていこうと思っていた社員が辞めてしまって急に営業活動が必要になり、多忙を極める毎日でした。それでも、仕事獲得に奔走した結果、長い付き合いとなる地元ホームセンターさんと知り合い、その本社と直接契約を結べることとなり会社を軌道に乗せることができたと言います。
「今後は、会社の規模を大きくするというよりは、少数精鋭で売上を伸ばせる体制にできたらと考えています。やる気のある人の力を伸ばすために、人材教育に力を入れていきたいです。僕ね、熱量の高い人のポテンシャルを引き出すのが好きなんです。そう動いた結果、気が付いたら社員が増えて会社が大きくなっていたというのが、理想かもしれませんね」
WORK お客さまにとって「相談しやすい」工事店になるために、コミュニケーションを大切にする
ワンズラインの仕事の姿勢は「お客さま中心に」。とはいえ、仲田さんはお客さまと職人の立場に差があっては良い仕事はできないと考えています。
「仕事をする以上、もちろんお客さまの要望に最大限お応えするつもりでのぞんでいます。ただ、関係性に偏りがあってはいけないと僕は考えているんです。お客さまはお金を払って工事を希望なさる、職人はプロとしての技術と知識を提供する。どちらにも責任はあるし、全うしなければいけない事柄があります。良い住宅工事にするためには、やはりコミュニケーションですよね。たくさんお話をして、僕はお客さまから相談しやすい人だと思われたいし、また、お客さまにもプロの意見を気持ちよく受け止めて、要望をどんどん伝えてほしいと思っています」
外壁リフォームや外壁修理に伴う塗り替えでは、カラーシミュレーションを使って完成後のイメージをしてもらうそう。たとえお客さまがお望みではない配色でも、もしもこうしてみたらどうなるか？という気軽なスタンスで色々な配色を見てもらいます。
「色んなスタイルでイメージしてもらいたいですよね。お客さまと『こんなのもいいね』とお話が盛り上がるのが楽しいんですよ。既存はベージュだけど濃いピンクにしたらどうなるとか、若いご家族には流行りの外壁を調べて提案するとか、たくさんお話してお客さまが持っているイメージに近づけていきます。お話しているうちに、『あ、こういうのが好きなんだ』とわかる時があるので、打ち合わせを元に使用塗料を選定して提案します。一部の色を変えるアクセント塗装の提案をすると、そういうのがお好きなお客さまはたくさん試して楽しんでくださるので、こちらも嬉しいですね」
また、屋根同様外壁からの雨漏りも少なくありません。多いのはモルタル外壁のひび割れ箇所からの雨水の侵入。２階の外壁部分のひび割れから水が入り、外壁内側を伝って１階の部屋の天井で雨漏りを起こす場合もあります。
「モルタルのひび割れは目立つので、明らかにここが原因だとわかることが多いです。あとは、１階の外壁に付けてある雨樋の集水マスや、排水ドレンの劣化で水が漏れている例もよく見ますね。そういった場合は経年劣化が原因であることがほとんどなので、以前施工した住宅は外壁と屋根の塗装、防水工事をセットでやらせていただきました。一部分だけの補修となると、のちのちの状態が心配なのでそう提案をしたんです。ひび割れを専用のシーリング材で埋めてから塗装しました」
千葉県千葉市の塗装工事の特性を尋ねたところ、辺りはとても暮らしやすい地域だと仲田さんは言われました。その分東京に近い地域は、住宅密集地も多く工事が難航する場合もあるそうです。
「狭い土地の３階建て住宅は、足場設置などで手間がかかる分、費用が高くなる場合もありますね。ただ、僕たち職人としては、東京近郊での住宅密集地の工事を経験すると、地元での仕事がやりやすいなあと経験値が上がった感じがして嬉しいです。住宅街での仕事は、近隣住民の方々への事前挨拶をしっかりやって、なるべくご迷惑がかからないよう努めています」
MESSAGE ご要望を細かくヒアリング。できること・できないことを明確にし、理想の外観を目指す
「施工不備による保証と、天災や災害による保証の違いなども保証書に詳しく記載しているので、こちらは打ち合わせ時に確認します。その他、防水工事に関してはメーカーの保証書が発行される場合もあります。台風やゲリラ豪雨の後などに不具合が見つかったら、すぐに点検にうかがうので連絡してください。施工後に不安なことがあったら、遠慮せずに相談していただければと思います」
最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや外壁塗装の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォームや外壁修理、屋上防水を検討しているお客さまにメッセージです。
「相談窓口を一貫しているので、お客さまが色々相談しやすいアットホームな会社です。僕たちは、できることはできる、できないことはできないと正直にお伝えし、その上で、配色や使用塗料など幅広い提案をします。また、お電話いただいた場合は迅速に対応致しますので、住宅のお悩みを何でも気軽に相談していだけたら嬉しいです。お問い合わせ、お待ちしております」
ワンズラインの専門は住宅塗装ですが、内外装のリフォームや修理など幅広い工事に対応できます。それらは、仲田さんがこれまで積んできた経験と信用のたまもの。現場の一つひとつに丁寧に対応するのはもちろん、自社でできない工事は仲田さんが強い信頼を置いている職人に協力を仰げるからです。地域のお客さま、そして同業者からも信用がある会社だということが、しっかりわかった取材でした。
（２０２２年８月取材）
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取材後記
株式会社ワンズライン
「人間関係」が全てのベース
仲田さんは、お客さまと職人は対等な関係を築きたいと考えています。これは、「ワンズラインは職人会社です」という仲田さんの考えの軸にも関係しているのではないかと感じました。お客さまはお金を払う、そして職人は知識・技術を提供する、その関係性はwin×winであり、崩れてしまうと良い仕事にはなりません。これは仕事のことだけではなく、人間関係の全てにも言えることではないかと思いました。
信念は仕事への態度で示す
外壁塗り替えにおけるお客さまの後悔は、ほとんどが「色」に関することだと仲田さんは言います。屋根塗り替えは１０～１５年に１度くらいのもの。仲田さんは１０年という長い期間を後悔のまま過ごして欲しくないと、色の決定には細やかな対応をしています。猫の好きなお客さまに猫の形でアート塗装をすることもあったそうです。ワンズラインの仕事のモットーは「お客さま第一」。仲田さんの行動の全てに、その言葉が反映されているのだと感じた取材でした。
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工事店プロフィール（株式会社ワンズライン）
| 一番の強み | お客さまの要望を細かくヒアリングし、塗装についてはカラーシミュレーション等を使ってイメージを共有しながら最適な提案ができるところ |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ワンズライン |
| 対応工事 |
外壁塗装
外壁張り替え(カバー)
外壁修理
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
|
| 従業員数 | 社員：５名 |
| 保有資格者 | 有機溶剤作業主任者：１名 外壁診断士：２名 一級塗装技能士：１名 一級防水施工技能士（塩化ビニル系シート）：1名 一級防水施工技能士（ウレタンゴム系塗膜）：1名 一級防水施工技能士（改質アスファルトシートトーチ工法）：1名 職長安全衛生責任者：２名 足場の組立て等作業主任者：２名 |
| 特徴 | リフォーム業 外壁塗装工事業 左官工事業 屋根塗装工事業 樋塗装工事業 内装仕上工事業 |
| 対応エリア |
関東地方 |
| アフターフォロー体制 | 損保ジャパンの第三社賠償責任保険に加入済です。 施工内容に応じて自社の保証書を発行します。 何かあればお気軽にご連絡ください。 |
| 代表者 | 仲田 竜太郎 |
| 代表者経歴 | 株式会社ワンズライン 代表取締役 ２００１年３月：千葉市立大宮中学校 卒業 ２００１年４月：千葉県立生浜高等学校 入学 ２００４年３月：千葉県立生浜高等学校 卒業 ２００４年４月：榎本設備 入社 ２００９年３月：榎本設備 退社 ２００９年４月：株式会社Cornus 入社 ２０１３年３月：株式会社Cornus 退社 ２０１３年４月：株式会社ハウスメイク 入社 ２０１６年３月：株式会社ハウスメイク 退社 ２０１６年３月：株式会社エールテック（ワンズライン事業部） 入社 ２０１７年５月：株式会社エールテック（ワンズライン事業部） 退社 ２０１７年６月：株式会社ワンズライン 設立 代表取締役 就任 |
| 所在地 |
〒260-0824 千葉県千葉市中央区浜野町２５７－１６ 大きな地図で見る |
| 営業時間 | 毎週月～土曜日、日曜日、祝日、大型連休（ゴールデンウィーク） ９：００～２０：００ |
| 定休日 | 年末年始休業、夏季休業（お盆休み） |
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