外壁塗装を依頼する場合には、どんな保証があるのか気になるところですよね。
予め保証内容について知っておくことで、工事後も長く安心して住み続けることが出来るはずです。一部の悪徳業者では保証がなかったり、保証がついていたとしても後からトラブルになるケースもあります。
今回は、外壁塗装における「保証」について、ご紹介していきます。
2. 外壁塗装における保証とは?:「製品保証」と「工事保証」
外壁塗装における保証としては、一般的に「製品保証」と「工事保証」の二つの保証が挙げられます。
まず「製品保証」とは、塗料メーカーが工事で使用した塗料に対して出す保証です。塗料製品自体に施工不良があった場合に、塗料メーカーが塗料代を上限として保証をするものです。「製品保証」はあくまで塗料そのものに対しての保証であるため、工事内容に対しては保証されません。一方の「工事保証」とは、その名の通り、工事内容に対して保証するものです。保証期間中に塗装工事に施工不良があった場合に、施工店が工事に対して行う保証です。施工店や工事内容によって保証年数や保証範囲が異なってくるのが特徴です。
3. 外壁塗装における保証とは?:保証対象について
保証が付いているといっても、その保証対象が何になるのか知っておくことが大切です。
例えば「工事保証10年」で塗装工事を行い、塗装工事から5年後に塗装部分にひび割れが発生したとします。工事保証期間内のため、これは保証対象だと思ってしまいますが、だいたいの場合、ひび割れは経年劣化とされるため保証されない場合が多いです。この場合、外壁塗膜の剥がれのみが保証期間内の保証対象となる可能性があります。
ひび割れが保証対象外であることには、きちんと理由があり、別に悪徳業者だからということではありません。
外壁のひび割れは、家の構造体そのものや地盤、地震などの自然災害の影響、周辺環境の影響などでも発生することがあり、ひび割れが発生したからといって、塗装の施工不良だとは一概に判断しづらいためです。外壁塗装の一般的な保証対象としては、保証期間内の施工方法が起因した外壁塗膜の剥がれや塗りムラ、膨れ、著しい退色が挙げられます。あくまでも工事店の施工不良によって引き起こされたものが保証されるということです。
4. 外壁塗装における保証とは?:契約前に保証内容をしっかり確認する
外壁塗装の保証は、業者によって詳細が異なるため、契約前に保証内容をしっかり確認することが重要となります。確認するべきポイントをいくつかご紹介します。
まずは保証書を発行してくれるかどうかです。口約束だけで、「保証書」を渡さない業者も存在しています。「そんな約束はしていない」と言われればそこまでになるため、しっかり「保証書」をもらえるかどうか確認しましょう。保証書には「製品保証」と「工事保証」の両方がついていることが大切です。
次に保証対象箇所や内容について、担当者から詳しく説明をしてもらえるかです。きちんと説明してくれないのであれば、悪徳業者の可能性もあるので気をつけてください。施工店の保証以外に、第三者団体の保証があるとより安心できますので、これもあるかどうか確認しましょう。
いかがでしたでしょうか?
保証内容を把握していなかったために、思っていた内容と違ったということにならないよう、しっかり確認するようにしましょう。わからないことはその場で業者に確認することが大切です。保障内容がしっかりしていることはもちろん、質問時の説明や対応が丁寧で親切かということも業者選びのポイントとなります。施工後のアフターフォローがあるかどうかもしっかり聞いておきましょう。
良質な工事店を選んで依頼するためにも、工事店の仕事ぶりや想いがわかる「かべいろは」をぜひご活用ください。
参考:
https://www.tosouyasan13.net/makerguarantee/
街の外壁塗装やさん、外壁塗装や屋根塗装にメーカーの施工保証がない理由
(検索日:2020/3/15)
https://reform-journal.jp/warranty-2338
リフォームジャーナル、外壁塗装の『保証』はトラブル回避の必須項目!
(検索日:2020/3/14)
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