普段、みなさんがプロの塗装屋さんが使うようなペンキの缶を目にされることはあまりないかもしれませんが…外壁塗装に使用されるペンキの商品説明には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素といった言葉が書かれています。
今回はフッ素系塗料について説明したいと思います。
ペンキは塗った後乾くと表面に膜ができることで美しい外観となりますが、フッ素系塗料とは、この膜の成分が樹脂でできており、かつ、フッ素の化合物が樹脂の成分である塗料のことを指します。
フッ素の化合物は、一般にきわめて安定しており、長期間変質しないという特徴を持つため、フッ素系塗料は他の塗料と比較すると高い耐久性、対候性(紫外線や熱等の影響を受けにくい)を持っています。
また、フッ素の化合物はものをくっつけにくい性質もあるため色褪せしにくく汚れにくいです。更に開発を進めて、非常に汚れにくく雨で汚れが落ちやすい高製品なども多く販売されているようです。
一方で製品自体の価格が高い、表面が固いため建物の衝撃により塗膜表面にひびが入るケースがある、フッ素系塗料の上から別の塗料を塗ることが難しい(これらは工事業者の施工方法により回避はできるようですが)など弱点もあるようです。
ざっとフッ素系塗料について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
屋根や壁を塗り替える際は、塗料の特徴と、ご自宅全体のメンテナンス計画をもとに最適な塗料を決定したいですよね。グレードの高いフッ素系塗料を使いたい場合でもフッ素系塗料の使用実績がある職人さんに頼みたい、そんなときは、是非「やねいろは」で施工事例の検索をしてみてください。
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参照:
https://www.nuri-kae.jp/column/articles/117
【外壁塗装】塗料知識を全公開!種類・特徴・価格・耐用年数・選び方|ヌリカエ(検索日:2020/02/14)
http://best-gaiheki.com/fluorine/
フッ素塗料のデメリットは高すぎる耐久性|外壁塗装の教科書(検索日:2020/02/13)
https://www.yuzu-tosou.com/column/50204/
フッ素塗料の特徴を理解しよう|名古屋の塗装店 小林塗装(検索日:2020/02/13)
https://www.agc-chemicals.com/jp/ja/fluorine/glossary/0028.html
フッ素 | 用語集 | フッ素化学品事業 | AGC 化学品カンパニー(検索日:2020/02/14)他
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