1.外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!:はじめに
まだまだ壁は綺麗だし、塗替えは当分先でいいな!
ついつい、色や汚れ具合で判断しがちな外壁ですが、
実はそれ、大きな間違いです!
もちろん、色や汚れは大切な判断基準ですが、
見逃してはいけないのは、クラックやシーリングなど、
細部に残る劣化のサイン!
気が付いたら雨漏りしていた、外壁内部が腐っていた、
そんなことが起きないように、
今回は、自分でできる外壁のチェックポイントをまとめました!
ぜひ参考にしてください!
2.外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:持ち物と注意点
まずは、必要な持ち物や注意点から。
外壁チェックであると便利なのは、
・軍手
・双眼鏡
・家の簡単な図面(メモ用)
です。
あくまであると便利程度なので、必須ではありませんが。
ちなみに、脚立などを使っての高所点検はやめておきましょう。
転落の危険がありますから、無理のない範囲で。
注意点としては、
・無理をしない(高所や屋根上等を見ようとしない)
・傷んでいる個所を触らない
です。
基本的に、点検箇所は庭など地面から見える箇所、
バルコニーや窓から無理なく見える箇所で十分です。
もし、はっきり見えないところに劣化のサインがありそうなら、
業者に依頼しましょう。
個人が足場もなく高所を点検するのは命の危険がありますからね。
また、劣化した箇所を見つけても、自分で触らないようにしましょう。
下手に触ってしまい、悪化してもいけませんし、
専門家に相談するのがベストです。
以上を踏まえて、チェックポイントをご紹介します!
3.外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:雨樋周り
雨樋周りは雨水の通り道なので、劣化の進みも早いです。
雨樋を固定するためにビスなどで固定しているので、
ビス穴から水が浸入して雨漏りの原因になることもあります。
雨樋周辺で変色など見られる場合は、要チェックです。
4,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:雨樋の詰まり
雨樋は雨の日にチェックするのが一番です。
というのも、自宅周辺に街路樹等があるお家では、
雨樋に落葉などがつまって、雨水があふれてしまうケースが。
雨の日は外に出ないことも多いでしょうから、
多くの人が、雨樋の詰まりを見逃してしまうのですね。
雨樋があふれてしまうと、思わぬ経路から外壁内部に
雨水が侵入してしまうこともあります。
設計上考慮されていないところなので、
定期的に確認するのがベストです!
5,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:開口部回り
先ほどの雨樋と同様、外壁の開口部も確認しましょう。
やはり、外壁にビスなどで穴をあけて取り付けているので、
そこから雨水が侵入しやすいのです。
換気フードやエアコンの配管など、
小さい穴周りをよく見てみましょう。
通常は、シーリングやモルタルなどで隙間を
埋めているはずですが、経年劣化などで
その隙間が出現する場合もあります。
6,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:外壁取付部品の取合部
先ほどの換気フードなどのように、
取り付けられた部品と外壁の隙間を
シーリングできっちりと埋められているのかを見てみましょう。
もし、シーリングが途中でちぎれていたり、
隙間が空いていたりしたら要注意ですね。
すぐに異常が出ることはないでしょうが、
隙間に雨水がたまって、思わぬトラブルにつながるかもしれません。
7,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:ひび割れ(クラック)
こちらはそのままですね。
外壁にひび割れがあるかどうか。
サイディングと呼ばれるパネルを張り合わせる
タイプの外壁材は、クラックはできにくいのですが、
一昔前のモルタル壁の住宅では、ひび割れが起きやすいです。
ひび割れに関しては、
下記の記事に詳しくまとめてありますので覗いてみてください。
https://kabeiroha.com/blog/bleachingexteriorwall/article/9/
8,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:出窓や庇部分
庇(ひさし)や出窓のように、出っ張った個所は
雨水がたまりやすいポイントです。
つまり、雨水と長く触れる箇所なので、
他に比べて劣化が早くなりがちです。
そういった箇所の周辺で、変色やシミが見られる場合は、
雨漏りのサインかもしれません。
9,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:窓枠など、取り付け部品周りのシミや変色
先ほどの出窓のほか、窓枠周りも注意してみてみましょう。
周辺にシミがある場合はすでに雨漏りしているかもしれません。
外壁からの雨漏りは業者でも見つけにくく、
原因の特定に時間がかかります。
こうしたセルフチェックで、怪しい箇所を
業者と共有できれば、雨漏り修理もスムーズに進むでしょう。
10,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:軒裏のシーリング部
軒裏と外壁の取り合い部のシーリング部を見てみましょう。
高い位置にあると思うので、双眼鏡などあるといいですね。
一見すると、雨にもさらされない箇所に見えますが、
横殴りの雨で、軒を伝って入り込むケースがあります。
当然、他の箇所に比べて、劣化もしにくいので
よっぽどの悪天候が続かない限り大丈夫でしょうが、
近年は台風も勢力が強いものが多いので、
油断はできないですね。
11,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:チョーキングの有無
チョーキングはあまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
その名の通り、壁を触った際に、白いチョークの粉のようなものが
手につく現象を言います。
チョーキングに関しては、下記の記事を読んでみてください!
https://kabeiroha.com/blog/chokingwall/article/12/
簡単に言うと、チョーキングが起きると、
塗料の寿命が近づいている、ということです。
確認するには、適当なところを素手で触ってみるといいでしょう。
手に粉が付いたら、そろそろ塗替え時期かもしれませんね。
12,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:サイディング目地のシーリング部
今までは、外壁とほかの部位との取り合い部の
シーリング個所を取り上げていましたが、
外壁材同士の間にあるシーリング材も確認しましょう!
サイディングと呼ばれる外壁材は、パネルを組み合わせた
作りになっているため、パネルとパネルの間を、
シーリングで埋めているんですね。
このシーリングが傷むと壁の中に雨水や汚れ等が
侵入してしまい、劣化や雨漏りの原因になりかねません。
シーリング自体は、ゴムのようなものなので、
経年劣化でどうしてもちぎれたりしてしまいます。
もし劣化を見つけたら、業者に相談するようにしましょう!
12,外壁が傷んできたなと感じたら。自分で確認できる10個のチェックポイント!!:まとめ
外壁のチェックポイントをまとめてみましたがいかがでしょうか?
あくまで目安ではありますが、外壁の劣化度合いを確認する
良い目安になるのではないかなと思います。
ただし、くれぐれも無理なチェックはされないように
気を付けてくださいね。
もし、チェックポイントに当てはまる箇所を見つけたら、
ぜひ『かべいろは事務局』までお問い合わせください!
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