1.キホンのキホン 外壁の劣化を調査する道具:はじめに
みなさんのお家の外壁は何ですか?
モルタルやコンクリート?
窯業サイディング?
今回は職人さんが外壁の状態を調べる時に使う道具についてお話しします。
2.キホンのキホン 外壁の劣化を調査する道具:外壁の浮き、剥離を調べる道具
まずは目に見えない外壁の剥がれを検出する道具をご紹介します。
モルタルやタイルなどは、経年劣化、水分の侵入などにより、内側のコンクリートとの接着が不良となり、隙間が生じ部分的に分離した状態になることがあります。
浮きが進行すると外壁表面が変形し肉眼でもわかるようになりますが、初期段階では目視確認できません。
タイルが剥落した場合も、落ちたタイル以外の箇所も剥離が発生している恐れがあります。
引用した画像:https://my.ebook5.net/dogyu/kensa_kougu/# 検査工具カタログ|土牛産業株式会社 P.6 一部抜粋
◆ 打診棒
パルハンマー、テストハンマー等の呼び方もあります。球体部分を外壁にあてながら転がして、打音の音の違いで故障個所を特定します。
3.キホンのキホン 外壁の劣化を調査する道具:外壁の水分含有率を調べる道具
次は外壁の水分含有率を測定する機械をご紹介します。
コンクリートやモルタルはセメント等を水で混ぜ合わせて固められているので、内部に一定の水分を含んでいます。
経年劣化で表面の防水機能が低下すると必要以上の水分が内部に浸透してしまい、分離が発生し、ぼろぼろになってしまいます。
引用した画像: https://static-int.testo.com/media/64/d4/f6639c0f1569/jp_catalog_industry.pdf Testo総合カタログ2021|株式会社テスト― P.42 一部抜粋
◆水分計
計測対象物に先端部分を当て、高周波を発信します。
水が電気を通しやすい性質を利用し、電気容量の大きさから水分含有率を推測します。
水分量が多い箇所を確認できるので雨漏り調査にも役立ちます。
4.キホンのキホン 外壁の劣化を調査する道具:まとめ
いかがでしたか?
目に見えない劣化状況を調べてくれるプロの点検ってやっぱり大事ですね。
外壁のリフォーム・修理をご検討されている方、工事店さんにお悩みでしたら是非かべいろはで検索ください。
信頼できる職人さんがきっと見つかりますよ!
引用:
・https://my.ebook5.net/dogyu/kensa_kougu/#
検査工具カタログ|土牛産業株式会社(検索日:2021/06/22)
・https://static-int.testo.com/media/64/d4/f6639c0f1569/jp_catalog_industry.pdf
Testo総合カタログ2021|株式会社テスト―(検索日:2021/06/22)
・「リフォーム現場調査パーフェクト教本完全保存版」(株式会社リフォーム産業新聞社) P.115
・https://arrow-paint.com/man/2019/08/02/打診棒で壁や屋上の劣化具合をチェックする方法
打診棒で壁や屋上の劣化具合をチェックする方法 | マンションの大規模修繕ならアローペイント |
参考:
・http://www.gaiso-natori.co/staff_blog/detail/?sid=7596
外壁材が劣化してしまう「含水率が増える原因」とは?|ガイソー名取店|住まいの外装リフォーム専門店
・http://amamori110.com/result/1108/
水分計の実力 大田店|外壁|施工実績|雨漏り110番
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