1.外壁を触ると手に付く粉ってなに?:はじめに
2.外壁を触ると手に付く粉ってなに?:チョーキング
チョーキングとは塗膜が分解変化して粉状になる現象のことを言います。
「白亜化」とも言われ、実際に外壁を手で触ると
指の先に塗料の顔料の粒子が付着します。
これは塗膜が剥がれていく兆候と言われています。
なぜチョーキングが起きると塗膜が剥がれていく兆候になるのでしょうか。
それは塗料の構成要素である顔料、樹脂、溶剤から起因します。
溶剤は塗装を行うときの作業性を高めるために使用されます。
したがって、塗装後は揮発し、顔料と樹脂が塗膜として残ります。
顔料は色を付けるために用いられ、外壁の
機能面の保護(さび、気温の変動、水への耐性)は樹脂が担っています。
このうちの樹脂が紫外線によりミクロン単位で劣化、分子等が破壊され、
顔料が樹脂がなくなることで露出していきます。
この結果として、むき出しになった塗膜が紫外線により
粉を吹いてしまうという流れになります。
では、チョーキングを防ぐ方法はないのでしょうか。
チョーキングを防ぐ方法としては、塗膜を保護してくれる
樹脂が強い塗料を使うしかありません。
一般的に良いと言われる塗料(シリコン系、フッ素系)は
樹脂が耐候性や耐水性を持ち、結果としてチョーキングの発生が
遅くなるという利点はあります
(どんなに良い塗料でも外壁の洗浄などの下地調整が
できていなければ意味はありませんが)。
そしてチョーキングが起こってしまった場合は、
下地調整をしっかり行った上で再塗装を行うことをお勧めします。
再塗装を行わないままにしてしまうと、結果的に塗膜が壊れ、
その下の基材と言われる外壁中心の部分まで劣化が進行し、
再塗装さえできない状態になるからです。
そうなってしまうと、外壁を取り替えるしか手段がなくなってしまいます。
3.外壁を触ると手に付く粉ってなに?:まとめ
いかがでしたしょうか。
一般の方がまずはじめに気付くのが外壁の白い粉、
チョーキング現象ではないでしょうか。
チョーキングがどの程度起こった場合に再塗装なのかを
判断するのはプロの塗装工事店の仕事です。
そういった意味でも顔が見えてどういった経歴で
どういった工事をしてきた職人さんが分かる「やねいろは」で
外壁塗装の検討をしてみて下さい!
経験豊富で真面目な職人さんが良い塗料を使って、
施工もしっかりやってくれますよ。
引用:
https://www.chemicoat.co.jp/knowledge/detail_96.html
チョーキング|株式会社ケミコート、株式会社ケミコート(検索日:2020/05/07)
http://jcot.gr.jp/download/jituyotosou_toryo_yogojiten_ta.pdf
『実用塗装・塗料用語辞典』 タ行、JCOT日本塗装技術協会(検索日:2020/05/07)
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