外壁塗装は節目のメンテナンス。リフォームを通じて幸せを感じてもらいたい
株式会社大和建装
岡山県総社市西阿曽の株式会社大和建装は、外壁塗装や屋根塗装を中心に、外装塗装全般を手掛ける塗装工事店です。「お客さまの幸せが第一。リフォームでそのお手伝いをしていきたい」をモットーに、お客さまとのコミュニケーションを大切にしながら誠実な施工をする会社です。
工事店の想い
PERSON
塗装業のやりがいは「達成感」にあり。若い世代を育てて、幅広い受注に対応したい
株式会社大和建装(以下、大和建装)は、岡山県総社市西阿曽にある塗装工事店です。メイン事業は住宅塗装全般ですが、カバー工法や内装リフォーム等、窓口となって対応できる工事が多数ある頼りになる会社です。
「塗装の仕事は楽しいですよ。建物が見違えるようになるので達成感がありますしね。子どもの頃、自転車にスプレー缶で塗装して遊んでいましたが、仕事となると全くの別物でした。ローラーや刷毛を持つのは初めてでしたし、仕事と遊びは全く違うものでした」
こう明るく質問に答えてくれたのは、大和建装代表取締役の木幡大和さん(以下、木幡さん)。小学生の時からここ岡山県総社市で暮らし、塗装業20年のベテランです。どんなお子さんでしたか?と尋ねると「まじめに生きてはいないかな。いたずらも悪さもしたしね」と笑います。
木幡さんは中学を卒業後、すぐに塗装職人に。先輩方の働く様子を見ているうちに「いつかは自分も会社を持てるかもしれない」と考えるようになったそう。そして、塗装でやっていくためには足場についても熟知しなければと考え、独立前に足場工事専門の会社へ転職し、知識と技術を身に付けました。
その後2006年に塗装店として独立開業。しかし、当時は仕事に対して展望のようなものを抱いておらず、「収入が上がった」という事実にモチベーションが高まっていただけだったそう。しかし2019年、その意識が大きく変わった出来事がありました。
「独立後は頑張れば頑張るほど収入が増えて嬉しかったんです。でも、2019年頃かな、工務店さんからの下請けの塗装案件が少なくなってきて……。当時の仕事のやり方は依頼を待っているだけでした。でもその連絡が来なくなってきて、このままだと潰れると危機感を持ったんです」
スマートフォンの普及で住宅工事店や塗装工事店のホームページが充実し、これまでハウスメーカーまかせだった塗装工事が、お客さま自ら塗装店を探し直接依頼する流れになってきていたのです。木幡さんは、接客を学ぶために心理学の本を読んだり、集客サイトに登録したりしましたが、なかなか受注に結び付きませんでした。
「僕のやり方の何が悪いのか色々なサイトを調べたんです。そうしたら、お客さまは安さを求めているわけじゃない、安心したいんだとわかりました。それからは見積書は『一式』ではなく詳細を書き、説明も丁寧に行うようにして、そうすると少しずつですが手ごたえが感じられました」
意識の切り替えは受注増に繋がり、2015年に法人化へ。今後は、木幡さんが受注等の事務作業、経営全体に専念できるように、スタッフを増員したいと考えています。
「今はまだ、僕が現場作業をして、その後に遅くまでかかって見積書を作っている状態です。会社を安定させるためにも、信頼できるスタッフを現場に配置して、僕がバックオフィスに専念していけたらと思ってます」
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WORK
外壁やベランダ、劣化状態やシーズンを見極めて適材適所な施工を提案
大和建装は岡山県総社市西阿曽にある、外壁塗装や屋根塗装を中心に手掛ける塗装工事店です。内装リフォーム等、窓口となって対応できる住宅工事は多数。住まいの不具合に幅広くお応えします。木材塗装の他、ウレタン樹脂を使った塗装や防水、壁穴の補修や漆喰の壁、珪藻土やコンクリートの壁、また外壁タイルの塗装や砂壁のリフォームも要望があった時に対応しています。
外壁リフォーム工事の相談で多いのは、サイディング(※1)のコーキング(※2)劣化やモルタル外壁(※3)のひび。外壁はお客さま自身で劣化状態が確認できるため、具体的な不具合がきっかけで点検依頼になることが多いのです。
「コーキングの劣化はコーキング全てを撤去して打ち替えをして、その後に塗り替え作業です。モルタルのひびはVカット工法といって、ひび部分を大きく開きコーキングの充填量を増やしてひび割れの追従性を高める方法で補修します」
また外壁塗装の際はベランダのチェックも行います。常に雨ざらしになっている場所なので、外壁塗り替え時期にはベランダ防水工事も同時に行った方が安心です。特にベランダの笠木部分(※4)は経年劣化で水が浸入し、雨漏り等の原因になりやすいため、塗装工事に加えて一部サイディングの張り替えも提案します。
「笠木の外側部分のコーキングは傷みやすい箇所です。水が浸入するほどの劣化だと、サイディング自体がすでにボロボロになっていることがあります。そうなると塗装では修理できないので、張り替えが必要ですね。ただ、何年くらいでそこまで傷むかは家の立地条件でかなり変わってきます。30~40年経ってもビクともしていない家もありますしね。ベランダ防水は劣化状況と既存防水の材質に合わせて新たな工事をします」
雨漏りの相談を受けたら、まずは現地調査へ入ります。水が落ちている場所がはっきりわかる場合は上下の周辺箇所をチェックし、水の動きがわからない場合は散水調査を行い原因解明に努めます。
「原因が見ただけではわからない時は、水を実際の雨と同じくらい流させてもらう散水調査をやりますね。雨漏りは原因をつぶさないと根本的な解決になりません」
岡山県総社市の外壁塗装工事の特性は、通年で気候が穏やか、災害も少ないため塗装工事がしやすいことです。ただ、気温が低くなると塗料が乾きにくくベストな塗面がつくれなくなるため、基本的には冬の外壁塗装工事は避けているそう。
「岡山県総社市は岡山の北の方に比べたら冬も暖かい方だと思います。ただ、やはり冬は2度3度まで下がるんです。塗料メーカーは5度以下の場所での施工を推奨していないので、強い塗面にするためには3月以降の施工を提案しています」
※1 サイディング・・・セメント製や金属製の外壁材
※2 コーキング・・・継ぎ目の隙間を埋める目地材
※3 モルタル・・・セメントに砂と水を混ぜて練りあわせたもの。樹脂を混ぜて防水性を高めたものもある。漆喰よりも強度がある
※4 笠木・・・塀、手摺、腰壁、パラペットなどの頂部に施工する仕上げ材
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MESSAGE
お客さまが後悔しない塗装店選びをするために、大和建装が一助として動いていく
大和建装では完工後の点検を臨機応変に行っています。木幡さんはお客さまとのコミュニケーションを大切しており、完工の挨拶の際に「これで終わりではなく、ここからがスタートです」と伝え、気軽に連絡を取り合える関係性を築く努力をしています。
「気になることがあったらいつでも連絡をしてください。例えば、工事箇所に車をバックしてコンと当ててしまったとか、日曜大工をして外壁に傷をつけてしまったとかでも相談に乗ります。ご近所を通る時はちょっと寄らせていただくこともあるかもしれません。その際にも、見て欲しいところがあったらおっしゃってくださいね」
最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや外壁塗装の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォーム・外壁修理を検討しているお客さまにメッセージです。
「うちの工事を受けてもらわないと、多分僕の良さはわからないと思います。まずは大和建装を味わってほしいです。僕はお客さまが失敗しない塗装を目指しているので、お客さまにも一緒に勉強していただいて、後悔しない塗装店選びをしてほしいんです。僕が塗装できればそれが一番嬉しいんですが、他の塗装店さんに頼むとしても、僕がお客さまが幸せになるための一助になれたらいいですね」
木幡さんは自分を「おせっかい」だと言います。例えば、ご年配のお客さまの家の敷地内に不用品が放置してあると、つい処分のお手伝いをしてしまうそう。そんなエピソードからも、木幡さんの優しく世話焼きな人柄を感じた取材でした。
(2023年1月取材)
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工事店プロフィール(株式会社大和建装)
| 一番の強み |
緊急の要件や連絡に備えて、いつでも迅速に対応できる備えをしているところ |
| 会社名 |
株式会社大和建装 |
| 対応工事 |
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
|
| 従業員数 |
社員:2名 |
| 建設業許可 |
塗装工事業(岡山県知事許可(般―4)第25262号) |
| 保有資格者 |
二級施工管理技士(仕上げ):1名
有機溶剤作業主任者:1名
一級建築塗装技能士:1名
窯業サイディングメンテナンス診断士:1名
外装劣化診断士:1名
雨漏り診断士:1名
石綿作業主任者:1名 |
| 特徴 |
リフォーム業
外壁塗装工事業
左官工事業
屋根塗装工事業
樋塗装工事業
外構・エクステリア工事業
内装仕上工事業 |
| 対応エリア |
中国地方
|
| アフターフォロー体制 |
連絡を頂ければ、迅速に伺います。
地震、台風のときにはお近くまで行ってお声掛けさせて頂きます。
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| 代表者 |
木幡 大和 |
| 代表者経歴 |
株式会社大和建装 代表取締役
2002年3月:総社中学校 卒業
2002年4月:有限会社こやま塗装(現・株式会社こやま塗装) 入社
2004年12月:有限会社こやま塗装(現・株式会社こやま塗装) 退社
2005年1月:株式会社ナラムラ 入社
2005年7月:株式会社ナラムラ 退社
2005年7月:有限会社ワイエフ塗装 入社
2006年3月:有限会社ワイエフ塗装 退社
2006年4月:大和塗装 創業 代表就任
2015年4月:株式会社大和建装 設立 代表取締役 就任 |
| 所在地 |
〒719-1103
岡山県総社市西阿曽191-1
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| 営業時間 |
毎週月~日曜日 8:00~18:00 |
| 定休日 |
祝日、年末年始 |
屋根工事の依頼も可能です。株式会社大和建装の「やねいろは」掲載記事はこちら