「安・楽・正・速・美」をモットーに行う誠実かつ丁寧な外壁工事
有限会社日浦金属
徳島県徳島市方上町の有限会社日浦金属は、神社仏閣、ビルや店舗、住宅等の外壁工事や屋根工事を施工する板金工事店です。金属系サイディング(ガルバリウム鋼板外壁)のカバー工法にも対応可能。人柄が良く、しかし仕事にはとても厳しい職人たちが、美観にこだわり丈夫な外壁に仕上げます。
工事店の想い
PERSON
家業継承に込めた熱い思い。異業種を知ったからこそ、自分にできることがあると感じた
有限会社日浦金属(以下、日浦金属)は徳島県徳島市方上町にある板金工事店です。主な事業は神社仏閣や公共事業。神社仏閣の工事を中心に最新の金属屋根・外壁・樋工事に及ぶ一般建築板金工事を誠意を持って“安(あんぜんに) 楽(たのしく) 正(ただしく) 速(はやく) 美(うつくしく) ”の精神で施工を承ります。
日浦金属は徳島市で歴史のある板金工事店です。日浦金属の前身の会社から60年以上、この地で板金業を営んできました。代表取締役の日浦崇さん(以下、日浦さん)は、日浦金属という屋号を構えてからの2代目経営者。徳島県板金工業組合青年部の部長も務めるなど信用のおける経営者です。先代から会社を引き継いだとのことで、幼い頃から板金職人になるべく教えを受けたのかと思いましたが、実はそうではないといいます
「親から将来については『好きなようにやりなさい』と言われていました。なので高校を出てからは板金ではなくやりたい道へ進んだんですよ。小学生の頃から手伝いで工場には入っていたので父の本心では『継いでほしい』ってのがあったかもしれないけど、強いられることはありませんでした」
高校から専門学校へ進み、就職先はスポーツ新聞社。昼夜逆転する過酷な業務でしたが、ライターや記者への強い憧れがあり、仕事はとても面白かったといいます。
「子どもの頃から作文が得意で新聞社の仕事を選びました。皆が400字詰めを2枚書くのに苦労している時に、僕は8枚とかすいすい書けちゃう子どもでね。書くことって自分の分析や考えを発信できるのが面白いんですよ。でも新聞社は忙し過ぎて正月も休めない環境だったので、体力がもたないと感じて6年ほどで退職しました」
新聞社を退職後、日浦さんは電線やケーブルを扱う電材会社へ再就職をしました。その会社では住宅用から工業用まであらゆるタイプの電線を扱っていたため、2011年の東日本大震災の際は多方面からの発注があり多忙な日々だったそう。そして東日本大震災から2年後の2013年、日浦さんは実家へ戻る決心を固めました。
「30半ばになって、色々考えてしまいまして。父の会社にはスタッフがけっこういて。でも父がいつまでも経営できるわけではないですし、そうなった時に会社を存続させるには、営業やマネジメントができる人間が必要になってくるんじゃないかと考えたんです。職人の腕だけで事業は継続できないのが会社の難しいところです。そういったこともふまえて会社を引き継ぎたいと思いました」
家業へ戻り、初めの3年ほどは職人として現場や工場で働きました。真夏の屋根の上の暑さに閉口しつつも、これまでの仕事では感じなかった「地図に残る仕事」の醍醐味を味わったといいます。
「手掛けたものが明らかに地図に残って、これはサラリーマン時代には味わえなかったことでした。でも代表取締役になってから、お金のため自分のためではなく会社のためにどう動いたら良いのかというのを考えるようになりました。同じ建築業でも異業種他社さんとどんな繋がりを持ったら会社として発展できるか、目先の売り上げだけを見るのではなく、会社のプラスになりそうな計画を一つひとつ実行している最中ですね」
詳しく見る
閉じる
WORK
目先の利益は重視せず、仕事における繋がりに着目。目標達成が見えて新たなステージに
徳島県徳島市方上町の日浦金属は、各種板金工事と金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)・金属屋根の新築工事からリフォーム工事まで行う板金工事店です。
日浦さんは代表取締役に就いた時、6~7年かけて会社の売り上げを上向きにしていきたいと目標を持ちました。目先の利益よりも長期的な見通しを立て、外との繋がりを構築してきたといいます。それが功を奏したのか、予定よりも早く就任4年目(2023年現在)で売り上げに対する手ごたえを感じているそう。今後はスタッフを増やし、人材育成にも尽力したいと意欲的です。日浦さんの前向きな気持ちが影響しているのか、今は社内の雰囲気がとても良く、出入りする人たちにも褒められるそうです。
「先日銀行さんに『社内が明るくていいですね』って言われました。僕は仕事中、あまり怒らないほうかな。だからたまに怒るとインパクトがあっていいんだと思いますよ。会社を引き継いだ当初より断然仕事が面白くなってきたので、これからは新人さんにも来てほしいですね。僕が全面的にバックアップして仕事を教えるので、建築、板金に興味があったらぜひ来てほしいです。昔の職人は『できないことを責める』風潮でしたが、僕はできることを増やしていく体制で教えています。現場へ一緒にいって、何ができるのか把握してできないことをなくしていく。辛抱強くそう教えていると、1~2年で爆発的に成長するものなんですよ」
実際の外壁リフォーム・外壁修理を伺ったところ、稼働を止められない工場の外壁リフォームの例が挙がりました。外壁を剥がす修理ができないためカバー工法での対応になりますが、住宅と違い下地の鉄骨を探すところから始めたそうです。
「新しい外壁材を留めるために下地が必要なんです。でも既存の外壁材に覆われていると見ただけではわからないので、まずはそれを探し出さなければいけません。下地の鉄骨が見つかったらそこをつかって下地材を張り、新しい外壁材を張っていきます。窓まわりは外壁材の厚みで引っ込む感じになるので、板金で覆って水漏れしないように加工するんです。サッシまわりは雨漏りしやすい箇所なので、水仕舞い(※1)をきちんとつくって雨水が外壁の中に入っていかないように仕上げます」
徳島県徳島市の金属系外壁工事の特性を尋ねました。徳島市は台風が多く、強風や強雨への対策が欠かせません。屋根の端側のビス止めの本数を多くしたり、雨樋のサイズを大きくしたりするそうです。
「最近のゲリラ豪雨は一瞬ですごい雨量になるので、通常よりも雨樋のサイズを大きくして対応します。最近は、私が提案するまでもなく工務店さんから指定されることも多いですね」
※1 水仕舞・・・雨水を雨樋や地面に誘導する構造
詳しく見る
閉じる
MESSAGE
目に見える変化を実感できるのが外壁リフォームの魅力。施工に迷いがあれば何でも相談を
お客さまへの説明は、資料や模型を用意してお客さまが納得できるよう丁寧に行います。見積りや材料は数パターンを準備し、メリットだけではなくデメリットも伝えて決めていただくそうです。また、アフターフォローも臨機応変に行っています。完工後、何か気になることを見つけた場合はすぐに連絡をしてほしいとのことです。新築工事は施工内容により保証書の発行もあり、内容は打ち合わせ時にお知らせをします。
最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォーム・外壁修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「外壁や屋根のリフォームは、実際やってみると想像以上に綺麗になります。お客さまが思っている以上の満足感を得られるので、迷っていることがあれば相談してください。僕たちには、親身になって見てくれる協力工事店さんが仲間にいます。自分の家のように大切に丁寧に工事します。ぜひ一度お問い合わせください」
日浦さんは職人がミスをしても怒らないといいます。怒るのはミスをごまかした時で、隠してうまいことやっても、それは真の実績でも技術でもないときっぱり言い切りました。人材育成に尽力している人から出た筋の通った物言いに、強く心を打たれた取材でした。
(2023年4月取材)
詳しく見る
閉じる
・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。
・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。
・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。
・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。
工事店プロフィール(有限会社日浦金属)
| 一番の強み |
安(あんぜんに)楽(たのしく)正(ただしく)速(はやく)美(うつくしく)の精神でしっかりとした施工をしているところ |
| 会社名 |
有限会社日浦金属 |
| 対応工事 |
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
|
| 従業員数 |
社員:8名 |
| 建設業許可 |
屋根工事業、板金工事業(徳島県知事許可(般―2)第1875号) |
| 保有資格者 |
一級建築板金技能士:5名
二級建築施工管理技士:2名
高所作業車運転者:6名
職長安全衛生責任者:6名
石綿取扱作業従事者:5名
足場の組立て等作業主任者:5名
玉掛作業者:6名
職業訓練指導員:1名
登録基幹技能者(建築板金):5名 |
| 特徴 |
リフォーム業
外壁工事業 |
| 対応エリア |
四国地方
|
| アフターフォロー体制 |
AIG損害保険株式会社の第三者賠償責任保険に加入済です。
何がございましたら、すぐに対応させて頂きます。 |
| 代表者 |
日浦 崇 |
| 代表者経歴 |
有限会社日浦金属 代表取締役
1993年3月:徳島市立南部中学校 卒業
1993年4月:徳島県立城南高等学校 入学
1996年3月:徳島県立城南高等学校 卒業
1996年4月:大阪コミュニケーションアート専門学校 入学
1999年3月:大阪コミュニケーションアート専門学校 卒業
1999年9月:株式会社スポーツニッポン新聞社 大阪本社 入社
2005年3月:株式会社スポーツニッポン新聞社 大阪本社 退社
2005年4月:タツタ電線株式会社 入社
2013年11月:タツタ電線株式会社 退社
2013年12月:有限会社日浦金属 入社
2019年6月:有限会社日浦金属 代表取締役就任 |
| 所在地 |
〒770-8033
徳島県徳島市方上町1-1
大きな地図で見る
|
| 営業時間 |
毎週月~土曜日、祝日 8:00~17:00 |
| 定休日 |
日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み) |
屋根工事の依頼も可能です。有限会社日浦金属の「やねいろは」掲載記事はこちら