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外壁の素材や現状を見極め、張り替えからカバーまで多彩な工法をご提案

TAKAMI板金

佐賀県

佐賀県板金工業組合

TAKAMI板金

TAKAMI板金

佐賀県佐賀市鍋島町のTAKAMI板金は、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)や金属屋根の新築工事、張り替えやカバー工法を中心に施工する板金工事店です。高い板金技術と大工経験も持つ代表が、外壁や屋根の様々なお悩みを解決へ導きます。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 多彩な経験が自信に繋がり人見知り脱却へ。地域で愛される工事店を目指し誠意ある対応を

TAKAMI板金

TAKAMI板金は佐賀県佐賀市鍋島町を拠点とする板金工事店です。創業は2018年。代表の寺田賢史さん(以下、寺田さん)が14年の経験を経て開業した工事店です。これまでの歩みや仕事への想いについて、お話を伺いました。

寺田さんは佐賀県で生まれ育った地元人です。中学卒業後は高校に通いながら大工見習いとして働き、その後板金業へ転職したという多彩な経験を持っています。

「子どもの頃は勉強も運動も得意じゃなくて、何にも自信が持てなかったせいか人見知りでした。定時制高校に通い昼間働く生活だったんですが、大工の仕事は自ら選んだわけではないんです。16歳だとなかなか雇ってくれるところがなく、実家を建ててくれた大工さんに雇ってもらいました」

明るく話す寺田さんの口から出た、「人見知り」「自己肯定感が低い」というフレーズ。現在の様子からはおとなしい姿が想像できませんでしたが、自分から積極的に話せるようになったのは、20歳を超えて仕事がきちんとできるようになってからだといいます。

「きっと自信がついたんでしょうね。転職後の板金屋は会社の雰囲気が良くて、仕事に前向きになりました。ただ、コミュニケーションを取るのは苦労したかな。板金仕事は納めが同じでも過程は幾通りもあるんです。説明なく『ここをしなさい』って言われてもなかなかできなくて。教える人の技量やコミュニケーション能力って大切なんだと感じました」

板金店に勤めながら職業訓練校にも通い、そこでの経験や出会いも寺田さんの大きな糧になっているそうです。そして板金職人としての経験が14年になる頃、寺田さんは大きな決心をしてTAKAMI板金を独立開業しました。

「独立のきっかけは職人としてやりたいことが明確になってきたからです。現場を任されて、そして結婚もして、何かと責任が大きくなってきた頃でした。自分の考えで仕事をしたい、でも我慢することも必要。そんな風にジレンマ抱えながら仕事をしている自分は子どもに向き合えないとかそんなことまで考えるようになってね。独立するならこのタイミングだと思って決心したんです」

独立して苦労したのは、現場で工事の価格を出すことだったといいます。お客さまから金額を聞かれても、すぐに答えられずもどかしい思いもしたそう。しかしこれまでの現場経験で磨いた接客対応で、うまくコミュニケーションを取りながら着実に実績を築いてきました。

寺田さんは地域密着を大前提に、これまで以上に良い仕事をしていきたいという実直な考えの持ち主。いずれスタッフを増やしていきたい展望もあるようですが、まずは地元にTAKAMI板金の名を広めたいと意気込みます。

「とにかく地元の皆さんに誠心誠意で向き合っていくことですね。普段は仕事の話をするというよりは、近所のおじさん、お兄さん、若い子と話しているようなそんなテンションで喋るように心掛けています」

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WORK 外壁張り替えから雨漏り修理、大工経験を活かした目利きで安全性・実用性の高い施工を

TAKAMI板金

佐賀県佐賀市鍋島町のTAKAMI板金は、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)や金属屋根を扱う板金工事店です。雨樋工事にも対応しており、その他板金工事に伴う塗装工事等は協力工事店と共に対応しています。

寺田さんがお客さまとのやり取りで重視しているのは施工の説明。TAKAMI板金が行う外壁修理がどのようなものであるか、それをきちんとお知らせする責任があると考えています。

「お客さまからの依頼で作業をするので、ある程度はおわかりいただけているとは思うんですが、今日の作業やそれがどんな目的であるか等を説明します。忙しそうなお客さまには、こまめに声をかけるよりも、まとまった時間で説明するようにしています」

外壁の工事例を伺ったところ、倉庫の外壁に空いた穴の修理が挙がりました。台風時に飛んできた瓦が外壁材を破損してしまったとのことです。外壁全体の修理ではなく一部のみだったため、そういった場合はまず同じ外壁材が手に入るかどうかをメーカーに確認します。

「瓦がぶつかってあいた穴の他に、農機具がぶつかってへこんだところもありました。幸い同じ外壁材が手に入ったので一部修理で対応しました。きれいな部分に支障が出ないように破損部分のみを切り取り、新しい外壁材を張って修理完了です。もちろん、外壁全体が古く傷んでいたら全張り替えも可能です。古めかしい外観をおしゃれに生まれ変わらせることもできます。例えばモスグリーンの外壁材を使うと、中にアメリカンなバイクがあるようなしゃれた外観になるんで楽しいですよ。」

また、外壁の雨漏り修理に対応しており、先日は築30年ほどの倉庫を担当したそうです。外壁の継ぎ目から雨水が侵入し、雨漏りを起こしていました。当時は決まった長さの既製品をつないで施工することが多く、つなぎ目が多くありました。しかし現在は、現場を採寸して現場に合った特注の外壁材を使用するため、つなぎ目がほぼない施工に変わってきています。

「昔の建物は、ちょうど水が伝わりやすいところに継ぎ目がある場合が多いですね。サッシの両サイドの角だったり、雨樋の金具が打ってあるところだったり。先日修理した倉庫は、雨漏りしている継ぎ目の部分を剝がして1枚ものの外壁材で張り替えました。他に外壁の雨漏り原因になるのはサッシまわりのコーキング(※2)の傷みや、サッシそのものがダメになっている時ですね。そうなると大工さんにお願いして、本格的に修理をしてもらう段取りをしています」

佐賀県佐賀市の金属系外壁工事の特性を尋ねました。佐賀市は同じ市内でも北と南で気候に違いがあるそうです。山側は積雪があるため雨樋の位置を工夫して雪の影響がないようにしたり、場合によっては雨樋そのものを無くしたりすることも。また、海沿いは潮風による錆の心配があるため、鉄製ではなくステンレス製の雨樋等を使うようにしています。

※1 角波・・・鋼板に角型の凹凸加工をしたもの
※2 コーキング・・・継ぎ目の隙間を埋める目地材

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MESSAGE 経験年数の長さに恥じない高品質な施工で、お客さまからの信用を築いていきたい

TAKAMI板金

TAKAMI板金では、雨漏り修理や雨樋工事の完工後、雨天時に不具合がないか確認作業を行っています。また、それ以外の外壁工事や屋根工事でも、万が一お客さまの方で不具合を発見した場合は迅速に対応しているとのことです。

「雨樋の工事は、工事後に雨水がきちんと建物の外に流れているかを確認しに行っています。雨の日でさらに僕の都合がつく時になるので『この日に』というお約束はできないんですが、雨水関係の仕事は職人としてその後どうなっているかを確かめたいのでお伺いしているんです。その他の工事でも気になることあったらすぐに連絡をくださいね」

最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォームや外壁修理を検討しているお客さまへメッセージです。

「現地調査、見積り、施工、全て僕がやっています。その場で相談に乗れますし説明もできるので、それがTAKAMI板金の強みです。最後まで責任を持って施工するので、何でも聞いてくださいね。地域密着も大きな武器です。お客さまの近くで仕事をしているので何かあった時はすぐに駆け付けます」

16歳から建築業界で働いてきた寺田さん。どんな案件も解決につなげる経験値の高さは、お客さまにとっての安心材料です。大工と板金職人の技量を掛け合わせた頼もしい腕前に、将来が楽しみな工事店だと感じた取材でした。

(2023年5月取材)

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工事店プロフィール 工事店プロフィール(TAKAMI板金)

一番の強み 大工と板金職人、両方の経験を持つ代表が柔軟な技量と思考でお客様のご要望に沿った施工をしているところ
会社名 TAKAMI板金
対応工事
外壁塗装
外壁張り替え(カバー)
外壁修理
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
従業員数 社員:1名
保有資格者 一級建築板金技能士:1名
高所作業車運転者:1名
職長安全衛生責任者:1名
玉掛作業者:1名
特徴 リフォーム業
外壁工事業
左官工事業
対応エリア

九州地方

アフターフォロー体制 何か不具合などございましたら、迅速に対応させて頂きます。
代表者 寺田 賢史
代表者経歴 TAKAMI板金 代表
2001年4月:佐賀県立佐賀工業高等学校 入学
2003年4月:川副板金店 入社
2005年3月:佐賀県立佐賀工業高等学校 卒業
2006年4月:唐津高等職業訓練校 入学
2008年3月:唐津高等職業訓練校 卒業
2018年3月:川副板金店 退社
2018年4月:TAKAMI板金 創業 代表 就任
所在地 〒849-0936
佐賀県佐賀市鍋島町森田2080 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日、祝日 8:00~18:00
定休日 日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)
屋根工事の依頼も可能です。TAKAMI板金の「やねいろは」掲載記事はこちら