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外壁・屋根の雨漏りを確実に止める、安心の工事店。板金加工技術にも自信

株式会社堀井

愛知県

愛知県板金工業組合

株式会社堀井

株式会社堀井

愛知県知多郡武豊町字北小松谷の株式会社堀井は、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)や金属屋根の施工をメインに、雨樋修理や雨漏り修理も請け負う工事店です。卓越した技術で同業者から信頼され、また親しみやすい人柄でお客さまから好評を博す代表が丁寧に施工を行っています。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 創業時の苦労を乗り越え、磨いた技術でつかんだ全国建築板金競技大会の優勝

株式会社堀井

主に金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)と金属屋根の施工、雨樋(あまどい)修理を手掛ける株式会社堀井(以下、堀井)は、愛知県知多郡武豊町字北小松谷に拠点を構える板金工事店です。塗装・防水工事やシーリングでの部分的な外壁修理にも対応可能。全国建築板金競技大会で優勝した経歴を持つ、代表取締役の堀井貴義さん(以下、堀井さん)に話を伺いました。

「小さい頃は活発な子どもでした。小学生から中学生まで空手をやっていて、冬の寒い日も朝早くから裸足で山を走ったりして。今じゃ考えられないですよね。空手に加えて中学では野球もやっていたので、体力には自信があります。職人は外での仕事も多くて大変だけど、そういう意味では問題なく仕事に馴染めたなと今になって思います」

堀井さんは高校卒業後、大工をしていたお父さんの知り合いの建設会社に就職しましたが、そこでは雑用が多く、もう少し職人としての仕事をしてみたいと思っていたそう。そんな時、知り合いの板金屋さんにアルバイトに来ないかと誘われ、そのまま板金の道へ入ることになりました。

「体力があるとは言っても夏は暑いし冬は寒いし、あとハサミを使うから手が痛くなったりして、慣れるまでは大変な部分もありました。でもものを作るのが好きだったから、板金の仕事は面白いと思いましたね。元々いつかは自分で会社をやりたいと思っていて、24歳の時に堀井板金という屋号で開業しました。思えば修業よりも独立してからの方が大変だったな。最初は仕事がほとんどないし、道具も全部自分で揃えなきゃいけないしで苦労しました。知り合いに仕事を紹介してもらったりしながら、少しずつ受注を増やしていきましたね」

堀井さんは現場の仕事と並行して建築板金の知識や技術の向上を図り、一級建築板金技能士の資格を取得しました。2017年には全国建築板金競技大会の技能競技の部で優勝。競技大会の歴代優勝者が競い合う第1回グランドチャンピオン大会でも優勝を飾り、仲間の職人からも「堀井さんの技術はすごい」と言われるほどの高い技術力を習得しています。

「細かい板金加工が得意なので、今後はそれを活かして小物などを製作し、インターネットで販売する事業も考えています。外壁リフォームの仕事はこれまで通り、地域密着で続けていきたいですね。手広くやっていくよりも、地元のお客さまのために一つひとつの現場に向き合う方が自分には合っていると思っています。一度工事をした方から別のお仕事を紹介していただくこともありますし、そうやってこれからも地元で頑張っていけたらいいですね」

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WORK 高難度の施工を依頼される「最後の砦」として活躍。同業者からも厚い信頼

株式会社堀井

愛知県知多郡武豊町字北小松谷の堀井は、金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)や金属屋根の施工、雨樋修理を中心に手掛ける板金工事店です。外壁の部分修理から張り替え・カバー工法(※1)まで、あらゆる外壁リフォームに対応しています。

「一般のお客さまからの問い合わせもたくさんありますが、普通の工事とはちょっと違う、難易度の高い工事の依頼が多いというのも、うちの特徴ですね。同業者がお手上げだと言って断った仕事が回ってくるんです。最後の砦みたいなものですよ。僕はこれまで競技大会のためにたくさん加工の勉強をしてきたから、その経験が活きてるんだと思います。人より引き出しが多いのが一番の強みですね」

最近の外壁修理では、築30年ほどの窯業系サイディングの工事を行いました。雨漏りしているから見てほしいと問い合わせがあり現地調査をすると、外壁がチョーキング(※2)で真っ白だったり、雨漏りを防ぐための雨仕舞がしっかりできていなかったりと、いくつか問題があったため金属系サイディングへの張り替えを提案しました。
「外壁の雨漏りを防ぐためには内側の防水紙が重要になるんだけど、古い家だとそもそもそれがなかったりするので、根本的な解決のためにも既存外壁をめくって内側からしっかり直していくのがお勧めですね」

雨漏り診断士の資格を持つ堀井さんは、雨漏り修理のための現地調査は特に念入りに行っています。必要があれば散水調査を行い、原因や対処方法をまとめた散水調査報告書を作成しお客さまに提出。「雨漏り修理では、原因の特定が何より大事」と堀井さんは話します。
「気を付けないといけないのは、雨の入り口は1つとは限らないということ。せっかく直しても、見つけられていない2つ目3つ目の入り口があれば、施工後にまた漏れてくるという事態になりかねません。事前にそういった説明をしておくのも大事ですね」

堀井では一般住宅の他に工場の外壁リフォームも行っています。工場の場合、スレート外壁をカバーする工事が多いそう。カバー工法は既存外壁の処分費用がかからないため、低コストで工事できるのがメリットの1つです。既存外壁の上に鉄骨の下地を作り、その上に新しい外壁材を張っていきます。この時、既存外壁と新しい外壁の間に空気層ができるので、断熱効果も期待できるのだとか。また食品を扱う工場の場合は、小さな虫の侵入を防ぐためケミカル粘土などで防虫対策することもあると教えてくれました。

愛知県知多郡の外壁工事について尋ねました。知多郡は、竜巻が起こることもあるほど風が強い地域。雨樋を固定する金具の間隔を通常より狭くするなどして対策しています。また家と家との距離が近い場所もあるため、近隣への配慮も欠かしません。沿岸部では塩害や錆の心配もあるので、予算に応じてステンレスやフッ素鋼板など耐久性が高い材料を提案する場合もあるそうです。

「山間部だと、落ち葉が雨樋に詰まってしまうという相談もあります。雨樋が詰まると水が溢れて外壁が汚れたりすることもあるので要注意です。定期的なお掃除も承っていますし、落ち葉よけの設置も可能ですよ。部分修理も交換も対応しています。お気軽にご相談ください」

※1 カバー工法・・・金属屋根や外壁の重ね張りをするリフォーム方法
※2 チョーキング・・・外壁を指で触った時に白い粉がつくこと

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MESSAGE 身近な地元の工事店として、定期的なアフターフォローで長いお付き合いを

株式会社堀井

「アフターフォローとして完工後の定期的なはがき送付を行っています。はがきにはちょっとした工夫を施していて、お客さまのお手元に届く時期によって、はがきに載せる写真を変えているんですよ。季節のお花などが多いですね。お客さまには喜んでいただいています」

堀井さんが定期的にお客さまとコンタクトを取るのは、工事の後も何かあれば堀井を思い出して連絡してもらえたら嬉しいからだと話します。一度工事をして終わりではなく、その後も長くお付き合いをしていきたいという堀井さんの考えがうかがい知れます。また施工内容によっては保証書のお渡しも可能。何かあればすぐに様子を見に来てくれる距離にある地域の工事店というのも安心です。

最後に「かべいろは」をご覧になっている、雨漏りや金属系外壁(ガルバリウム鋼板外壁)の劣化でお困りのお客さま、そして外壁リフォームや外壁修理を検討しているお客さまにメッセージです。

「最初の打ち合わせから調査・施工まで、一貫して僕が責任を持って担当しています。よく、営業担当と現場担当に分かれていると伝達ミスが起こりがちだと耳にしますが、うちはどちらも僕が自分でやるのでそういうことはありません。アピールポイントは雨漏り修理に強いところかな。地元では『雨漏りといえば堀井』というくらい、雨漏り名人として認知されているんですよ。もちろん雨漏り以外の工事、たとえば美観にこだわった外壁や屋根の施工なんかもできますし、銅板の加工も得意です。板金工事でお困りの際は、ぜひお問い合わせください」

取材中堀井さんは、雨漏り修理に関するエピソードを聞かせてくれました。
「雨漏りに強いと色んなところで強調していたら、お客さまに雨漏り専門の人だと思われて『張り替え工事は別のところにお願いしたよ』と言われてしまって。それこそうちの仕事なのに!と悔しいやら可笑しいやら…でした」
板金に関する工事なら何でも大丈夫なので、気軽に相談してほしいとのこと。今後も雨漏りと板金のエキスパートとして地域で活躍を続けてほしいですね!

(2025年5月取材)

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取材後記

株式会社堀井

大会への挑戦が今の自分を作った

全国建築板金競技大会での優勝経験がある堀井さん曰く、大会前の練習は「すごい大変。仕事と現場と練習ばかりで、自分の時間がまったくない」とのこと。課題が発表されてから当日まで1年近くその生活を続けたそうです。「大変だったけどおかげで他の人にはない技術を身につけることができた」とも振り返ります。今後はその技術を活かして作った、銅板の折り鶴や猫などのかわいらしい置物をインターネットで販売する予定。堀井さんの作品が多くの人の手元に届く日を楽しみに待ちたいと思いました。

地域とネット、両方バランスよく

堀井さんは板金組合に所属し、お祭りなど地域活動にも参加しています。これまでもこれからも、地元に根差してやっていきたいという堀井さんの気持ちの表れと言えそうですね。一方で、同業者に向けてYouTubeで板金技術の動画をアップするという発信活動も行っています。競技大会前には動画で課題の解説もしているのだとか。地元を大事にしながらも視野は広く持ち、活動の場を広げていく堀井さんの今後に期待です!

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工事店プロフィール 工事店プロフィール(株式会社堀井)

一番の強み 地域密着型の工事店。全国建築板金競技大会で優勝した経歴を持つ代表が、卓越した板金加工技術で美しい仕上がりの屋根修理・雨樋工事を提供しているところ
会社名 株式会社堀井
対応工事
外壁塗装
外壁張り替え(カバー)
外壁修理
その他塗装
屋根塗装
樋塗装
外構・エクステリア塗装
室内塗装
従業員数 社員:2名
建設業許可 屋根工事業、板金工事業(愛知県知事許可(般―5)第85069号)
保有資格者 一級建築板金技能士:1名
二級建築板金技能士:1名
高所作業車運転者:1名
職長安全衛生責任者:1名
石綿取扱作業従事者:1名
足場の組立て等作業主任者:1名
玉掛作業者:1名
雨漏り診断士:1名
特徴 リフォーム業
外壁工事業
対応エリア

中部地方

アフターフォロー体制 東京海上日動火災保険の第三者賠償責任保険に加入済です。
施工後3、6、12カ月毎にハガキを送付しています。
工事内容に応じて保証書を発行いたします。
代表者 堀井 貴義
代表者経歴 株式会社堀井 代表取締役
1994年3月:常滑市立南陵中学校 卒業
1994年4月:愛知県立知多高等学校 入学
1997年3月:愛知県立知多高等学校 卒業
1997年4月:常滑建設株式会社 入社
2000年3月:常滑建設株式会社 退社
2000年4月:土井板金 入社
2003年3月:土井板金 退社
2003年4月:堀井板金 創業
2015年6月:株式会社堀井 設立 代表取締役就任
所在地 〒470-2379
愛知県知多郡武豊町字北小松谷1-238 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~18:00
定休日 日曜日、祝日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)
備考 2017年2月:第39回全国建築板金競技大会 技能競技の部 優勝
2019年2月:全国建築板金競技大会 第1回グランドチャンピオン大会 技能競技の部 優勝
屋根工事の依頼も可能です。株式会社堀井の「やねいろは」掲載記事はこちら